はじめに
windows10になってからBIOS起動させるとき、起動するのが早いので良くBIOS起動できないことがある。Let's noteの場合はdelキーでBIOS起動なので、delキーを押し続けてくれるツールを作ってみる。物理的にではなくソフト的にやっていく。
今回はpro microのHID機能を使ってdelキーを出力させていく。
使ったもの
コード
キーボード機能を使う時はkeyboardライブラリーを使うのが便利。文字はASCIIコードで指定できるが、shift キーなどのmodifiler keyはリファレンスでコードを確認する必要がある。delキーは以下のサイトより分かるので
コードは以下。
#include <Keyboard.h> void setup() { Keyboard.begin(); } void loop() { Keyboard.press(KEY_DELETE); delay(100); }
書き込み
書き込みが少し大変かもしれない。一度HID機能がONになるとpro microはUSBデバイスとして認識されるので、シリアル通信で認識されくなる。
スケッチ書き込み開始時と同時に RSTピンとGNDピンをジャンパワイヤで素早く2回ほど短絡させる(リセットする)と書き込みが上手く行く。
pro micro でBIOS起動できた。
上手くBIOS起動が出来た。
参考文献
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/usb/keyboard/keyboardmodifiers/