はじめに
オペアンプの反転増幅回路をLTspiceでシュミレーションしてみました。
LTspiceでオペアンプを使うにはいくつかポイントがあったんで
その辺を詳しく書いていきます。
反転増幅回路
で正負が反転される形で増幅される
LTspiceで回路を書く
オペアンプ
オペアンプを指定する。
今回はopampを選択した。
このオペアンプは理想的なオペアンプで実際の
オペアンプとは異なる。
入力波形
入力波形はsin波にした。voltageを選び
advanceを選択して
以下のように設定した。
SPICE directive
オペアンプを使うにはSPICE directiveでライブラリを
読み込む必要がある。
.lib "opamp.sub"
過渡応答解析を行って行くので
.tran 0 0.1 1m
意味は0sから0.1sまで1msごとにプロットして行く
出来上がった回路が以下
実行する
結果は下のグラフ。緑が入力波形。青が出力波形。
しっかりと反転増幅されている。R1を10k,R2を1kとしたので
入力波形に対して10倍の振幅をもつ出力波形が得られた。