LinuxとWindowsでデュアルブート運用していたら、The destination is read-onlyとエラーが出てファイルがコピーできなくなった

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はじめに

最近メインPCを更新した。構成は少しトリッキーなことをしていて、500GBのM.2SSDを2つ、3TBのHDDを一つ載せている。M.2SSDにはそれぞれ、Linux MintとWindows11をインストールしてありデュアルブートして使っている。3TBのHDDはファイルを共有するために設置。このHDDにLinux mintからファイルをコピーしようとしたらエラーを吐くようになった。エラー内容はThe destination is read-only。Permission を変更しても解決しなし、再起動してもダメ。ググってみるとLinuxwindowsデュアルブートで使用していると時々起こる事象みたい。

the destination is read only

目次

リマウントしてみる

以下のコマンドでHDDをリマウントしてみる。

sudo mount -o remount,rw /dev/sda1

the destination is read only

the destination is read-onlyのエラーは吐かなくなったけれど、やはりコピー出来ない。そんなファイルはないぞと言われてしまう。リマウントではダメそう。

Windowsのシャットダウンの設定変更

高速スタートアップを有効にしていると、デュアルブートしている場合は悪さをするよう。高速スタートアップは完全にシャットダウンするわけじゃなくて、メモリやCPUの状態を保存して起動時にその情報を呼び出しているので、通常の起動よりも高速に立ち上げることができるということみたい。Windowsオンリーで使用している場合はとても便利だけれど、デュアルブートしている場合は無効にして置かないといけないみたい。これまでこの問題に気が付かなかったのは、OSをインストールするSSDを物理的に分けていたためだろうか。

というわけでコントロールパネルからハードウェアとサウンド>電源オプション>システム設定を開き、 「高速スタートアップを有効にする」のチェックをはずしておく。Linux Mint上でファイルコピーを試してみたら今度は上手くいった。

この動画↓を参考にしながらやりました。 www.youtube.com

参考文献

14.04 - How to fix "The destination is read-only" error on HDD partition - Ask Ubuntu

ファイルマネージャーnautilusの再起動 - Linux - FICUSONLINE FORUM

Can't Write! - Disk is Read Only! Ubuntu and Windows 10 Dual Boot - YouTube

What Is Windows Fast Startup? (And Why You Should Disable It)