はじめに
秋月電子で販売しているUSBシリアル変換ICのCH340Kを使ってみた。
価格がなんと70円で激安。
まずはテストしてみて上手く使えそうなら、作品に組み入れていこうかな。
目次
つかったもの
CH340K
SSOP16ピン(1mmピッチ)DIP変換基板 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-13594/
1uFコンデンサ 2個
USB typeB
ユニバーサル基板
- ピンソケット(4ピン)
回路図
データシートのサンプル回路図(下図)を参考にUSBシリアル変換器を作ってみる。
V3ピンとVccピンに接続している1uFは結構重要。これをつけてないとPCに認識されない。
今回はダサいけどユニバーサル基板に実装しやすいのでUSBタイプBを使うことにした。
RXD,TXD,VCC,GNDはソケットピンに接続してジャンパワイヤで接続できるように設計。

完成品
ちょっと配線は美しくないね。汚い。
わかりやすいようにラベルをつけてみたぞ。
ドライバのインストール
Linuxの場合はドライバをインストールせずに/dev/ttyUSB0として認識された。 Windowsの場合はドライバをインストールする必要がある。秋月のホームページに 記載されているリンクは古いドライバの案内となっている(2022年10月16日時点)ので 以下のリンクから最新バージョンをダウンロードしてドライバをインストールしてね。
www.wch-ic.com
ドライバをダウンロードしてきたら、SETUP.EXEをクリックしてインストール開始。


テスト
Atmega328Pからシリアル通信で数字を出力して、CH340kで読み取りテスト。Atmega328Pに書き込んだコードは以下。
int i = 0;
void setup() {
// put your setup code here, to run once:
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
// put your main code here, to run repeatedly:
Serial.println(i);
i++;
delay(1000);
}
CH340KとAtmega328Pを接続した様子。


思った以上に簡単にできてしまった。Windows11ではドライバ周りですこし詰まったが、こんなに安くてちゃんと使えるとは感激。 今後どんどん使っていこう。秋月で買ったusbシリアル変換ICのCH340kを使ってみた。1uFのコンデンサーをつけ忘れて詰まっていたけど、修正したらちゃんとwin11でもLINUX mint でも認識した。動画はATmega328pでserial.printしてCH340kで受信するテスト。結果は良好👍#CH340k #電子工作 #秋月 pic.twitter.com/989rSZcPIF
— 鯖鯖sabanium (@sabasabasabaniu) 2022年10月16日
<参考文献>
USBコネクタ ピン配置 (ピンアサイン) ケーブル色|ぴーしーとこうさく
http://www.wch-ic.com/downloads/CH341SER_ZIP.html
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