はじめに
HT16K33Aマトリクスドライバを搭載しており、8×16のLEDを制御できます。LEDは白色です。通信インターフェイスは12Cです。コネクタはGroveコネクタのピンソケットを用意しています。(ピンソケットについては、ご使用時にハンダ付けしていただく必要があります。)Groveコネクタが有るのでM5stackなどを使った開発に便利です。もちろんArduinoでもお使い頂けます。
仕様
制御IC:HT16K33A
動作電圧 :4.5 V~ 5.5 V
LEDカラー:白色
通信インターフェイス:I2C
コネクタ:Groveコネクタ、4ピンソケット
サンプルコード
GitHubにアップロードしました。 github.com
夜景。XIAN DIY HELLO WORLD pic.twitter.com/PLFQ1RgntQ
— Xian DIY (@sabasabasabaniu) March 16, 2024
開発ツール
HTML,CSS,JavaScriptで簡易開発ツールを作りました。 サンプルコードと一緒に配布しています(前項)。 HTMLファイルをクリックすると、ブラウザが開きチェックボックスが並んだ画面が出てきます。 チェックボックスはLEDマトリクスボードのLEDに対応しており、チェックがLED点灯に対応します。 任意のチェックボックスにチェックを入れてexecuteボタンを押して下さい。 executeボタンの下に、カンマ区切りの数値が出力されます。 サンプルコードをArduino またはM5Stackにアップロードしたら、シリアルコンソールに、上の段の数値列をコピー&ペーストし、シリアルコンソールのSendボタンを押して下さい。簡易開発ツールのチェックボックスに対応したLEDが点灯することが確認できるはずです。LEDマトリクスボードを縦にした場合と、横にした場合とで、2種類の開発ツールがあります(led_matrix.html, led_matrix_yoko)。
ROWアウトプットとRAMアドレスは1対1対応しています(下記表)。 例えばLEDマトリクスボードのD3を点灯させるとします。D3はROW2,COM0に接続されています。 したがってRAMアドレスとRAMデータは(十進数表記)
address: 0 data : 4
となります。因みにdataを2進数表記すると、00000100です。 シリアルコンソールに”0,4”と入力し"Send"ボタンを押せばD3のLEDが点灯するはずです。
htmlで配布している簡易開発ツールの出力値は
アドレス、データ、アドレス、データ・・・、アドレス、データ
の構成になっています。アドレスは0から順列に16ですので、アドレスの値を省略したものを 下の段に出力しています。アドレス値はデータの順番で表すことができます。
回路図
サイズ
参考文献
HT16K33A データシート https://akizukidenshi.com/goodsaffix/HT16K33A.pdf