可変三端子レギュレータLM317Tの使い方

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はじめに

実験用電源を作るにあたり可変レギュレータLM317Tを使いました。

まずはブレッドボードに回路を作成してLEDの明るさを変化させてみました。

 

LM317Tは1.2Vから37Vの幅の電圧を出力できてなかなか使い勝手がいいです。

 

目次

 

使用したもの

LM317T

ブレッドボード

LED

1kΩ抵抗

可変抵抗(B10k)

 

 

LM317Tのピン配置

 

ピンの配置は以下の図の通り。Adjust,Vout,Vinの3ピン

f:id:shangtian:20171018230646p:plain

図1:ピン配置

出典:LM317T仕様書

 

 

基本回路

 LM317Tは1.2Vから37Vの幅の電圧を出力できる

可変レギュレータはVrefが常に同じ値になるよう

調整する。LM317TではVref=1.25である。

 

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図2: 基本回路構成

出典: LM317T仕様書

 

Voutは以下の式により求めることが

できる

f:id:shangtian:20171016215158p:plain

LM317TはVref = 1.25[V]

Iadjは100μAより小さくなるよう

設計されている

 

上式よりR1とR2の比率によって

出力電圧(Vout)を調整できる。

 

 

例)Vref = 1.25[V] Iadj = 100μ[A]

*Iadjの定格値は50μ[A]だが最大値で計算してみる

  R1 = 1K[Ω] R2 = 10K[Ω]

       であるとき

  

f:id:shangtian:20171018230024p:plain

 

      R1 = 1K[Ω] R2 = 0[Ω] であるとき

 

f:id:shangtian:20171018230526p:plain

        となる

 

Iadjを最大にして第二項はも0.01[V]なので

f:id:shangtian:20171018231816p:plain

と考えて良さそう

 

 

方法

図2の基本構成回路を基に

図3の回路をブレッドボード

に組む。

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図3:基本構成回路をもとに組んだ回路

 

結果

 

電圧変化しました。


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 図4:実際に組んで動かした

 

 

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