・目的
esp-wroom-02のファームウェアを書き換えATコマンドを使えるように
する。但しmacを使用した。
・使用したもの
ジャンパワイヤ
ブレッドボード
10kΩ抵抗
NJU7223F33(レギュレータ)
・方法
(1)配線
図1に回路図を示した。またIO15,IO2,IO0の接続の
ピンの表1に示した。 またブレッドボードに配線した写真を
図3に示した。
HIGH or LOW |
|
IO15 |
LOW |
IO2 |
接続せず |
IO0 |
LOW |
表1:ピンの接続
図2:回路図
図3:ブレッドボードに配線
(2)SDKダウンロード
まず以下のサイトに行き図4の赤く囲ってある部分をクリックして
ダウンロードする。
ESP8266_NONOS_SDK_v1.3.0_15_08_08 - ESP8266 Developer Zone
図4:ESP8266_NONOS_SDK_v1.3.0_15_08_08 - ESP8266 Developer Zone
次に以下のサイトに行き赤い印の部分を クリックしてダウンロードする。
(図5)
GitHub - espressif/esptool: ESP8266 and ESP32 serial bootloader utility
図5:GitHub - espressif/esptool: ESP8266 and ESP32 serial bootloader utility
ダウンロードしたzipファイルを解凍して
ターミナルを開き
$cd <Downloads>
$cd esptoos-master
$sudo python setup.py install
(3)実行
図6:シリアルポートのアドレス
赤字の部分は上のみたいにシリアルポートのアドレスを確認して
下の赤字の部分を変える。青字はファームウェアのバージョンに
合わせて変更する。
$cd <Downloads>
$cd esp_iot_sdk_v1-2
$cd esp_iot_sdk_v1.3.0/bin
$cd esptool.py -p /dev/cu.usbserial-A1032F1Q write_flash 0x00000 boot_v1.2.bin 0x01000 at/user1.1024.new.2.bin 0xfc000 esp_init_data_default.bin 0xfe000 blank.bin
実行すると図7のようになる。
図7:実行
・結果
無事ATコマンドが復活
図8:ATコマンドでファームウェアのバージョン