Arduinoを使ってフォトリフレクタ LBR-127HLDで脈拍を見てみた

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はじめに

フォトリフレクタを使って脈拍を測って行きたいと思います。 血液中のヘモグロビンは赤外線を吸収するので、 ヘモグロビン量の変化が赤外線の大きさとして 読み取ることが出来ます。

LBR-127HLDのピン配置

ピンのは位置は以下の通り。
このデータシートはかなり分かりにくいにで
注意してピンの配置を確認した方がいいですね

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肉眼では赤外線は見えないですが、
カメラで写真をとると、ちゃんと光っているのが
見えますね。 f:id:shangtian:20190905213030j:plain

基本的な回路図

回路はデータシートに書いてある回路を参考に作ってみました。   まずはオペアンプを使わずにどんなもんか見てみましょう。
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Arduino側のスケッチ

以下のプログラムで実行

void setup() {

  Serial.begin(9600);
}

void loop() {

  float val = analogRead(A1);
  Serial.println(val);
  delay(100);
}

リアルタイムグラフにして見てみる

我が家にあるオシロスコープはアナログなので
こういった測定には向いていない(泣)。

そこでシリアルデータを逐次プロットしてくれる プログラムを作りました。

オペアンプなしの結果

こんな感じでセンサーに指を押し当てて計測。
指の場所によって見えたり見えなかったりするので
色々指を動かして見える場所を探してみる。

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オペアンプを使った回路

やはりオペアンプで増幅しないと見ずらい。
差動増幅回路を一段かまして測定してみる。

一応それらしい波形は見えている。

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結果

波形が見えるようになった。

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参考文献

LEDの順方向電圧VFとは

フォトリフレクタの使い方 [Arduino]

Arduinoでパーツやセンサを使ってみよう~フォトリフレクタ編 | Device Plus - デバプラ

Arduinoでフォトリフレクタを試してみました:お風呂屋さんのゆるゆるな鉄道部屋:SSブログ

きむ茶工房ガレージハウス:無料配布ダウンロードと電子工作

原理-読み取り : 富士通研究所