nohupコマンド使い方|コマンドをバックグラウンドジョブで処理させる

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はじめに

nohupコマンドを使ってバックグラウンドで処理をさせてみた。

wgetなどで大きなファイルをダウンロードするときや
ffmpegで動画を変換するときなどにバックグラウンドで処理出来るのは嬉しい。

使い方

$nohup コマンド &

でコマンドが実行される。

実行中のコマンドを中断するときはpsコマンドを使って
実行中のプログラムのプロセスIDをしらべてkillコマンドで
中断させる。

実際にやってみる

ffmpegというソフトを使ってmkvファイルをmp4に変換する作業をバックグラウンドで
実行させてみる。

$nohup ffmpeg -i test.mkv test2.mp4 &

f:id:shangtian:20190224103248p:plain nohupを実行するとnohup.outに実行状況が出力される。

$cat nohup.out

f:id:shangtian:20190224103030p:plain 今度は中断させてみる。まずpsコマンドでプロセスIDを調べる

$ps -x

ffmpeg -i test.mkv test2.mp4が処理されているプロセスIDを探すと

f:id:shangtian:20190224103014p:plain 5341となっているので、killコマンドをつかってプロセスを中止する

kill 5341