historyコマンド使い方|コマンド履歴を調べて実行

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はじめに

前うったけどコマンド忘れたとか、ファイルのパスをまた打つの
めんどいとか、前打ったコマンド知りたくなるときありませんか?
ありますよね!私はありますw

そんなあなたの願いをかなえてくれるコマンド、 historyコマンドを紹介します。

まずは使ってみよう

端末を開いて次のコマンドを打ってみましょう

$history

すごい量のコマンドがずらーって出てきます。
基本的にはこんな感じですね

f:id:shangtian:20190115230831p:plain

ズラーってみていって「このコマンドもう一度使いたい!!」って
なりますよね?なりましたね!私はなりましたw

これが使いたい!!!

1140 cal

安心してください。ちゃん簡単に使えますよ〜

$!1140

って打ってみると

f:id:shangtian:20190115231421p:plain

つかえてますね!!!

コマンドオプションについて

historyコマンドにはいくつかオプションがあります。

履歴をファイルに追記
コマンドオプション 説明
-w ファイルに出力
-c 履歴を全削除
-r ファイルを読み込み
-d 履歴番号を指定して削除
-a

それぞれのオプションについて少し詳しく書いて行きます。

-w ファイルに出力する

history コマンドで出力されるコマンド履歴を
ファイルに出力されます。このオプションを指定して
実行することでバックアップファイルを作成できます。

$history -h ファイル名

f:id:shangtian:20190116084223p:plain

-c 履歴の全消去

以下のコマンドで履歴を全消去します。

$history -c

全消去したあとhistoryコマンドで履歴を表示させると 確かに全部消去されていますね。

f:id:shangtian:20190116084243p:plain

-r バックアップファイルを読み込む

先程-wオプションで作ったバックアップファイルを読み込んで
履歴を復活させます。

$history -r ファイル名

-cオプションで履歴を消したあと、バックアップファイルを読み込み
再びhistoryコマンドで履歴を見てみると・・・、ちゃんと復活してますね! f:id:shangtian:20190116084315p:plain

-d 履歴番号を指定して履歴を消去

履歴番号を指定してピンポイントで消去します。

$history -d

f:id:shangtian:20190116084327p:plain

f:id:shangtian:20190116084339p:plain

-a 履歴をファイルに追記する

-aオプションで履歴を追記することが出来ます。

$history -a ファイル名

f:id:shangtian:20190116084352p:plain